普通自動車免許取得ご希望のあなたへ!
今回のメインテーマは自動車学校での
「入校式から最初の教習」になります。
自動車学校も一応「学校」ですから、
一番最初は形式的に「入校式」があります。
※自動車教習所と言う名称の場合
入所式と言う場合もあります。
そして「学科」と「技能」の教習も
初日から始まりますので頑張って下さい。
それではまず「入校式」の説明からしましょう。
「入校式」
まずは一般的な小・中学校等と同じで
自動車学校にも「校長先生」が存在します。
正式な名称は「管理者」といい
簡単に説明しますと
自動車学校の全ての業務の最高責任者になります。
最後にあなたが卒業するときも
「卒業証明書」に
校長先生の立派な印鑑が押されますよ。
その校長のお話が入校式の最初にあります。
※良いことお話しますから聞いて下さい(笑)
その次に会社でいう次長クラスの担当者が
技能&学科教習の全体の流れや、技能検定についての説明がありますので、
よく聞いて流れをつかんで下さい。
※特に学科教習の受講方法や技能教習の受け方に注意
さて、次は「運転適性検査」になります。
「運転適性検査」
検査なんて言葉が出てきますと
少し不安になってしまう方がいると思いますが、
そんな心配はいりません。
運転適性検査に合格・不合格はありませんから、
安心して検査を受けて下さい。
では、この検査で何が分かるかと言うと、
・自分がこれからどんな運転をするタイプなのか、
・どういったところに気をつければいいのか、
などがわかるようになります。
ですから、
自動車学校に在校している時だけでなく、
卒業して一人で運転する時にも役立ちます。
この「運転適性検査」については
「警察庁方式K型」と「OD式安全テスト」の
2つありますが、あなたの入校した学校で
どちらか一つを実施致します。
どちらの方式にしても、
「時間制限のある心理テスト」みたいな検査です。
安心しながら受けられますが
・素早く
・出来るだけ素直
に答えてくださいね。
この「運転適性検査」結果に関しては、
あなたの教習原簿に結果が記入されますし
結果票をお渡し致します。
※渡さないところもあります
しかし
2段階になりますとこの検査結果表を使った、
学科の授業がありますので紛失しないように
注意をして下さい。
またこのサイトでも
単独の「テーマ」として詳しく説明します。
楽しみにしてください。
さて
ここまで来ると生徒さんたちも、
お疲れになっていると思いますが、
まだありますからね。
さて次は、
学科教習 第1段階の1「運転者の心得」を受講します。
学科教習 第1段階の1「運転者の心得」
この
学科教習 第1段階の1「運転者の心得」は、
「先行学科」といってどの学校でも入校式のあとに、
だいたい受講が決まっています。
学校によってはこの「先行学科」を受講しないと、
場合によってはその先の学科教習が受講出来なかったり、
技能教習の予約が取れない学校もあります。
お疲れのところ大変だとは思いますが、
必ず受講して下さい。
それでは、
学科教習 第1段階の1「運転者の心得」の
ポイントになります。
ポイントの説明をしますが、その前に
こんな情景を思い浮かべてください。
今までの生活の中で一般的な
普通自動車を使って出かけるときに
「今日って車で行くの~」とか
「雨だから車にしてよ・・・。」
なんて会話をしていませんでしたか?
もちろん間違いではありません。
しかし
この先行学科を受講した時から
それを少しだけ修正しなければなりません。
これから
あなたが取得する運転免許の
交通用語での「車」は
車輪が付いていて動く乗り物、
その全部が「車」になるわけです。
例えば
多くの方が利用する「自転車」も
「車」の一つになるわけです。
スクータータイプが中心の
「原動機付き自転車」も「車」なんです。
そして
自動車(大きくても、小さくても、四輪でも二輪でも)も
「車」なんです。
ちょっと分かりづらいとおもいますが、
この区別をしっかり整理して覚えてください。
何故なら
これから運転免許取得までに必要な
学科試験の合格に影響してきます。
例えば学科試験問題で
「車は・・・・・」と始まる問題文は
全ての「車」を思い浮かべて下さい。
「自動車や原付は・・・・・」と始まる問題文は
それ以外の「車」は対象外になります。
この違いを担当した学科の先生が
詳しく説明しますので、しっかりと聞いて下さい。
さて、
ここまでが一般的な自動車学校での
初日の内容になりますが、
それぞれの自動車学校によって違いがあります。
特に
地元近くで「通い」と遠方での「合宿」
これによっても違ってきます。
あなたの選択した(入校手続きをした)自動車学校で、
しっかりと確認して下さい。
さらに人によっては
「先行学科」直後または少し時間をあけて
技能教習の1時限目として
「模擬運転装置」を使った技能教習を実施します。
但し、模擬運転装置は
それぞれの自動車学校の規模などにより
設置台数が違ってきますので、
一度に出来る人数が限られています。
平均的には一度に5人前後で実施されます。
ですから「先行学科」直後に出来る人数が
決まってしまいます。
それぞれの自動車学校で入校当日の
模擬運転装置の割り当てをしていきますが
もし、希望を叶えてもらえる学校でしたら
出来るだけ早く入れてもらったほうが良いと思います。
なぜかと言いますと
「模擬運転装置」がこれから始まる
技能教習の「先行技能」になるわけです。
これを実施しないと次の技能に入れません。
頑張って早く受けて下さい。
それでは
最後に「模擬運転装置」について説明致します。
「模擬運転装置」とは
模擬運転装置は簡単に説明すると
ゲームセンターにあるドライビングゲーム
みたいな物です。
実際の自動車と同じように
・シート&シートベルト
・ハンドル
・ハンドル周りの各スイッチ
・各ペダル
・シフトノブ(ギヤ)
・ハンドブレーキ
などがちゃんと付いています。
但し、大きな違いは
目の前がテレビモニターのような
画面になっています。
この装置を使って
自動車基本的な装置の
名称や役割を覚えてもらうわけなんです。
もちろん「技能教習」の1時限目ですから
画面の中で自動車を走らせるわけです。
走らせると聞いて不安になった方も
おそらくいると思いますが
一切心配はいりません。
模擬運転装置は結果ではありませんから!
「じゃあ、手をぬいちゃえ」と思った方
油断をしないで下さい。
2時限目には
本当の自動車を動かすわけですから
最低限の基本的な装置の名称や役割は
しっかりと覚えてください。
おそらく
担当指導員に聞かれますからね!
ごくまれですが
学校の予約や入校人数などの都合で
この模擬運転装置を使用せず、
実際の教習車を使って実施する場合もあります。
あなたの入校した自動車学校で
確認して下さい。
あとがき
さあ!いかがでしたか?
けっこう色々ありましたよね。
おそらく
多くの方が不安を感じてたと思います。
でも
難しいことは一つもありませんから
心配しないでください。
しかし!
なんでも最初が肝心ですので、
入校式から最初の教習までしっかりと
受けて下さいね。
それでは別な記事でも
あなたの知りたいことやお悩みを
元鬼教官が説明あんど解説していきます。
楽しみにしてください。
あなたが一日でも早く
自動車学校を卒業し
事故を起こさない安全なドライバーに
なれますように応援しています!
またお会いしましょう (^_^)/
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